親の代から行って来た土壌管理を今も手間暇かけて行うのは
当社のみ。土壌改良剤は使っていません。
①トマトの収穫が終わった土地を耕して水を引き入れる。
②そこへグリーンミレット(ひえ)の種を蒔く。
③ひえが育つときに土壌に残った肥料分を吸い上げるので、
土壌がリセットされます。
その時にビニールを剥がして雨風にさらすことも重要です。
リセットされた土壌は、毎年繰り返しトマト栽培ができるのです。
ひえが育ったら、鋤きこむことで「緑肥」として土壌に還元されます。
また、稲の作付け面積13haから出る大量のもみ殻を「くんたん」として自社で生産し土壌に投入します。くんたんは微生物の棲み家になります。
ほかには、自社製の発酵肥料と発酵活性剤を使用して、農薬や化学肥料の使用を抑え【ひょうご推奨ブランド】に認証いただいています。
樹で完熟させることにより、収穫のギリギリまで光合成ができ、栄養分をしっかり吸収したトマトができます。
トマトは熟すときにグルタミン酸が生成されるので、樹上完熟トマトはうま味たっぷりになります。
充実したトマトは赤色に深みがあり、重いので水に沈みます。